熊谷登久平アトリエ跡に住む専業主婦は大家の嫁で元戦記ライター

台東区谷中の洋画家熊谷登久平のアトリエ跡に住む次男に嫁いだ主婦の雑談

橋本病の特徴は寒いのに弱いことだと言った医師がいたけど、保険医療の資格抹消されてしまって慕ってた患者は困ったんだよ。

おはようございます。

更年期以降次々と病気が見つかったおばあちゃんよ。

孫の写真が息子から届くと嬉しいお年頃よ。

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写真は夫の店先で子猫を生んだ野良猫よ。

全員保護されて家猫になったわ。

でも子猫は三匹、15年以上生きて亡くなったわ。

今は母猫のアッシュと鯖猫のしっぽだけが生き残っているわ。

 

今朝も寒いわね、なのに猫に起こされたわ。

 

橋本病のこと昨日少し書いたけど、病名が駒込の金治病院で判明したのは8年以上前よ。東京女子医大で脳と血液と筋肉組織と尿と電気通すとか色々やった後に一人の医師が橋本病を疑って、専門医の金治病院を紹介されたの。

よくテレビに出る女医さんが院長先生よ。

先生は私を見て甲状腺が腫れているとおっしゃって、血液検査で橋本病と診断されたわ。

金治病院は甲状腺の検査施設が充実してて、その日のうちに色々わかるの。

2回目からはサクサクと体重身長血液検査を受けてから診断よ。

体重を計るのはすごく嫌だけど、橋本病の特徴の一つに太るつう恐ろしい症状があって、確かに太ったわ。今の私はトドよ。

記憶力がなくなったこと、母子家庭なのに私がろくに働けないこと、もともと馬鹿なのにもっと馬鹿になったと病名がわかった時に先生の前で声を出して泣いたわ。

インタビューやレビューの仕事って記憶力が大事でしょ。私、ノンフィクションの記事が書けなくなっていたの。ゲームのシナリオも、書けなくなったわ。

金治先生は今まで脳を常に緊張状態にしてたのだから休養が必要よとおっしゃったわ。

 

金治病院で自分で作れなくなった甲状腺ホルモンを血液の状態を見ながら処方されることになって、毎月予約をして帰るのよ。

 

帰宅して近所の病院に行って橋本病と診断されたこと報告したわ。

そこのお医者様の診断は脳梗塞だったのよ。確かに少しあったけど場所が症状と異なっていたのよ。

先生は寒がっていたら調べたのにとおっしゃったわ。

確かに寒い時もあったけど、それが重要な症状とは思わなかったから言わなかったわ。言えばよかった。

 

その後先生は保険医療で不法請求をしていたのが発覚して、新聞に載り保険医療指定医を取り消されたの。

団地の生活保護ギリギリの方にはこっそり安くするとか、独居の患者さんの話を長く聞くとかやっててたのと、近所に少し大きな診療所が出来て患者さんが減り不法行為をやってしまったみたい。

誘惑に負けた代償は大きかったわ。

慕ってた年配の患者さんたちは途方にくれてたわ。

 

その頃母が亡くなり、私は金治病院にまでいく気力が無くなって、数年殆ど引きこもったの。

 

団地の診療所は元軍医の先生の医院から、三番目の診療所に変わったわ。

新しい先生の口癖は太っているから症状が悪くなる痩せなさい。

私下半身のお腹が膨れてきたの。

それでも痩せないだったわ。

前の先生を慕っていた患者さんたちは診療所を変えていったわ。私はほんの少し離れた新しい病院に行くのも辛くて、痩せなさいと言われながら通ったのよ。

 

ネットの猫写真が縁で、昔知り合いだった今夫とメル友になり友人になり、付き合うようになって、引きこもり脱出して、太っているけど顔色が悪い私に夫が診察を勧めたので、痩せなさいの先生に紹介状を書いてもらったわ。そしたらその病院は名が変わってたのよ。

 

で、介護鬱でかかってた病院の先生が日医大に紹介状を書いてくださって、卵巣の腫瘍が二つ見たかったのよ。

 

症状に不安があるときは二箇所以上の病院にかかるのが大事ね。