熊谷登久平アトリエ跡に住む専業主婦は大家の嫁で元戦記ライター

台東区谷中の洋画家熊谷登久平のアトリエ跡に住む次男に嫁いだ主婦の雑談

オーラルヒストリー 輝く日本油画 -独立美術協会90周年記念展- 今日から

血中酸素96

機械脈92

脈実測78 不整脈なし

132-88 血圧いつもより高い

 

夫に至らなかったことを謝罪した。6月の段階で完全にわかっていたんだけどね。

いちびりが原因でした。

 

 

 

 

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輝く日本油画-独立美術協会90周年記念展-は今日から。物故会員の作品も展示される。

 

その中に昭和6年の第1回《1931》から死ぬ前年昭和42年の35回展《1967》まで独立展に出品し続けていた義父の熊谷登久平は含まれない。

去年それを人から言われて気分が良いものではなかった。

登久平は1931年から1967年の36年間に(昭和20年は終戦で独立展が開催されなかったから)35回の出品。

そうね、独立美術協会展90回の歴史の中では少ないか。戦前からの独立10人の会、独立のあれこれの展示会、それらを入れたら45回超えるよね。えっ、それはメインじゃないからダメ?

地方で初の大掛かりな独立美術山形展は登久平が頑張ったんだけど、それもダメ?

だよね、独立80周年誌にも載らなかったもんね山形新聞社がやってくれた山形独立展。服部会長からめちゃ接待受けたのに。活字で記録はある程度残っています。

 

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ならば1930年協会から数えても良いだろうか?

それでも90回の半分にもならないね。仕方ないね。

 

二科に連続入選をしていたのに。独立精神に惚れた熊谷登久平。

選外は去年の秋には決まっていたので仕方ない。が、遺族として残念に思うのは許してほしい。

 

 

私は聞き書きをした後に裏どりを取らないと、面倒がくることは経験している。

思い違いも含めての聞き書きであるし、それに対しての都合が良い言葉として「個人の感想です」などを使っている。

一次資料は?

論拠は?

などを聞かれることを恐れていたら何も残せないので。

これはコレで怖いことではあるけれど、断片でも書き残しておかなければ、霧散していく。

 

文責についてはかなり恐ろしいものだと思っている。

 

絵はもっと怖い。

どこの美術館に入っているか、賞を取ったか、だけでなく、アカデミアなアートかポピュラー・アートかの線引きも私にはよくわからなかった。

ポピュラー・アート、ポップなアート。

その大衆併合的画家だとして、それは低俗なのか?

 

三越日本橋本店で倒れるまで個展をやっていたと反論をしたら「他の初期会員とは格が違う」と教わったけど、六階のフロアー全部使ってやってて、三越さんが熱心に義父を口説き始まったのが晩年の熊谷登久平展だったのに、アカデミーな人の画廊の格の基準もきちんとエビデンスをしてほしかったな。

 

 

つか元々野獣派だよ熊谷登久平。

野獣派って褒め言葉じゃないよね。粗野、本能的、統率が取れてない、的な、当時の既存にない表現のことだよね。

 

確かにポピュリズム的なものもあるのかなぁ。

教養がない私が好きなんだからそうなるのかなぁ。

 

 

で、去年繰り返し言われて私はとても心が荒んだ。

熊谷登久平は物故会員の選外な話題について、誰がその人に言ったのか知りたいような知りたくないような。登久平を推す会員は皆無と。やんわり教えてほしかった。

登久平が下手な証拠としてずらずら教えられるのは辛い。

 

一年以上、心に刺さった棘で、もう患部が腐ってて手遅れみたいなストレスだった。

私は次男の嫁で登久平の血縁ではないけれど、遺族にあたる。そして繰り返しますが絵と文が好きなのもあり大事に思っています。

亡くなられた画家の遺族に豊富な語彙で下手と言わないで欲しい。下手の直球もボンボン発しておられたけど、品位とか格って何?

 

 

 

(個人の感想です。)

https://tenshoku.mynavi.jp/knowhow/bizword/evidence/

 

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