私の恩師の田中祐一先生が所属していた光風会の110周年展へ白日会の寺久保文宣先生と。
光風会も物故作家のコーナーを用意しており、創立メンバーの作品などが並び、解説も丁寧だ。
過去の画家たちが今の基礎を作った。
物故となったときの黒いリボンの展示だけでなく、こうして展示されるのは嬉しいことだろうなと私は思う。
残念ながら田中先生の作品は展示されていない。私が大好きだった作品は阪神淡路大震災で失われてしまった。でも先生の故郷の美術館に複数収蔵されており、展示もされているので物故画家としては幸せな方だと思う。
唐突だけど、縁ができた池袋モンパルナスの会会員展に物故画家の作品を提供し続けたいと思っている。(本音は白日会、1930年協会、独立美術協会の画家の作品を見てほしいなんだけど)