東京航空計器の社章が入ったアルバム。
熊谷登久平は戦争画を描きたくなくて、昭和十七年にコネで東京航空計器に入社し、さくさくと副社長になった。
一応実力があったらしくトントン拍子に出世しているんだけど、一応中央大学で経済学やって、豪商の父から帝王学を学ばされていたとか聞いてもピンとこないので資料を探してます。
熊谷登久平、中央大学では応援団の団長をやるバンカラだったそうで、講道館で四段だったとかの新聞社の偉い人の記述で見かけましたが、一次資料がないので目眩がします。
中央大学に資料ないかと電話したのですが、応援団関係の資料はプライバシーの問題があってダメだそうです。
教育委員長の証明書を持って歩いていた時代や記者の肩書きがあった時代が懐かしいですわ。
本当に主婦って信用がないのね。
一次資料を読みたいです。
義兄の久。
伝説の地域雑誌谷根千。
夫たちの事が書かれているページ。
詳細は後日。
夫から勧められて浅草の木馬亭へ。
彼のお母様は関東大震災で浅草を焼け出されて、深川に住み、東京大空襲で焼け出された石屋の長女だが、家の生活費の為に四回ほど養子に売られた。
義母が貰われる家は裕福な家で、不思議なことに義母が行くと子が授かる。
感謝の金付きで家に返され、また子が欲しい家に売られるの繰り返しだったと夫は聞いていたそうだが、戸籍で確認したらその通りなので驚いた。
義母は習い事を受けていたおかげで、色々できた。
舞もやってたし、綺麗な人なので浅草で役者をしていたそうだが、写真は空襲で焼けて無いし、資料も無い。
一枚だけ舞台の写真が残っているだけで、義母の蔵書には芝居関係も多いが、書き込みなどのヒントも無い。
山手のお屋敷の奥様になってから封印したのだろうか。
私が好む観劇は小さな劇団のもあったけど、主に例えば栗原小巻と竹下景子が共演してたり、元宝塚女優が出ていたり、声優さんの劇団だったり。
夫が大衆芸能も見てらっしゃいと、浅草21世紀の舞台を勧めてくれた。
多分お母様のこともあるかとは思う。
歌手の松岡ゆうじさん。
ハチマキが座長の大上こうじさん。
手前が、多分……
木馬亭の様子。
芝居が終わったら木馬亭の前で役者さんとフアンが交流。
面白かった。
昨日はフーちゃんが心配で悲しかったし、体調の悪いフーちゃんを置いていくのに躊躇があったけど、夫が評判のところだからいってらっしゃいと。
可愛らしかったけど、もしかしたらアラフォー。
