熊谷登久平アトリエ跡に住む専業主婦は大家の嫁で元戦記ライター

台東区谷中の洋画家熊谷登久平のアトリエ跡に住む次男に嫁いだ主婦の雑談

目黒の日本近代文学館へ

 

https://www.bungakukan.or.jp/guidance/access/

プロレタリア文化運動の光芒展面白うございました。

https://www.bungakukan.or.jp/cat-exhibition/cat-exh_current/14339/

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戦前、林房雄が出所後に暮らした谷中初音町で書いた『青年』が展示されてた。

ええ、隣には熊谷登久平が住んでて、飾ってあったローマの壺を見た林房雄はビビビってきて「それを書きたい」と借り、そのまま鎌倉引っ越した人ですよ。その壺が出てくるのが『壮年』ですよ。

 

など、義父が組合運動に関連していたごくわずかな年数に交流があった平林たい子の展示もあり、川端康成とも極近所時代があり、他。

 

中に入っているカフェ、とても美味しゅうございました。

 

 

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『芥川 AKUTAGAWA (Brazil)
- inspired by "Kare 2nd" by Ryunosuke Akutagawa
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¥750
芥川龍之介をはじめ、 高村光太郎菊池寛与謝野晶子から宮沢賢治に至るまで多くの文士が通い、日本におけるコーヒー文化発祥の地とされる 「カフェーパウリスタ」。 1913年(大正2年)、銀座にオープンした同店が提供していたのは、ブラジルコーヒーであり、 「銀座にブラジルコーヒーを飲みに行こう」というのが「銀ブラ」の語源だとも言われています。
BUNDANでは、 当時提供されていたであろうものを再現。 ピールのような酸味とナッツのような甘さが特徴のこのコーヒーを 「AKUTAGAWA」と名付けました。
僕等は金の工面をしてはカッフェやお茶屋へ出入した。 彼は僕よりも三割がた雄の特性を
具えていた。 ある粉雪の烈しい夜、僕等はカッフェ・パウリスタの隅のテエブルに坐っていた。
(芥川龍之介 『彼第二』)』

寺田寅彦の牛乳コーヒー(ホットのみ) ■■
- Milk Coffee of Torahiko Terada (Hot)
inspired by "An Introduction to the Philosophy of Coffee" by Torahiko Terada
¥850
30歳の頃(1909年) にベルリン大学に留学し、以来根っからのコーヒー党であった寺田寅彦。 しかし実はコーヒーとの出会いは、 幼少期にまで遡るようです。
始めて飲んだ牛乳はやはり飲みにくい 「おくすり」 であったらしい。 それを飲みやすくするために医者はこれに少量のコーヒーを配剤することを忘れなかった。 粉にしたコーヒーをさらし木綿の小袋にほんのひとつまみちょっぴり入れたのを熱い牛乳の中に浸して、 漢方の風邪薬のように振り出して絞り出すのである。 とにかくこの生まれて初めて味わったコーヒーの香味はすっかり田舎育ちの少年の私を心酔させてしまった。 すべてのエキゾティックなものに憧憬を持っていた子供心に、 この南洋的西洋的な香気は未知の極楽郷から遠洋を渡ってきた一脈の薫風のように感ぜられたもののようである。(寺田寅彦「コーヒー哲学序説」)
BUNDANではこの一文をもとに 「牛乳コーヒー」を再現。 牛乳でコーヒーを煮出すスタイルによる、 どこか懐かしく、素朴でエキゾチックな味わいをお楽しみください。』

 

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『フレッシュトマトと揚げナスのフランス風サラダ
- Fresh Tomato and Fried Eggplant French Salad
inspired by "The Mystery of Salads" by Ukichiro Nakaya
¥1,250
寺田寅彦の弟子であり、 雪の結晶の研究者であった中谷宇吉郎。 随筆家でもあった中谷には、イギリス人がフランス風サラダを作る際、 石鹸のかけらをパン切れにこすりつけていた理由を、 三十年越しで発見する「サラダの謎」というエッセイがあります。 「石鹸」 とは何だったのか。 このサラダを食べて当ててみてください。
フレッシュトマト、揚げナス、サラダ、ガーリックトースト
fresh romato, fried eggplant, salad, garlic toast』

 

 

 

『レバーパテトーストサンドイッチ
Liver Pâte Toast Sandwich
inspired by "Some Prefer Nettles" by Junichiro Tanizaki
¥1,450
1928年 (昭和3年)の11月から大阪毎日新聞東京日日新聞に連載された谷崎潤一郎の小説 「蓼食う虫』。 その中に登場する主人公の一人である美佐子が、夫と子どもを置いて家を出ることを決めた場面で作っていたのがトーストサンドイッチです。 縦に二つに切った酢漬けの胡瓜を細かに刻み、ソーセージと一緒にパンにはさんで作ったというトーストサンドイッチをBUNDAN風にアレンジ。 トーストはブーランジェリー「シニフィア
ン・シニフィエ」の「パン・ド・ミ」を使用しました。 クラムのしっとりとした味わいをお楽しみください。
豚肉と鶏レバーのパテのオープンサンド、スクランブルエッグ
open sandwich with pork and chicken liver pâte, scrambled egg』


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檸檬パフェ
Lemon Parfait
inspired by "Lemon" by Motojiro Kajii
¥900
1925年(大正14年)、同人誌『青空』で発表された梶井基次郎の 「檸檬」。 時代を超えて愛されてきた本作をテーマに、 BUNDANオリジナルパフェが誕生しました。 オレンジビールにレモンジュレ、レモンオイルなど、レモンづくしで彩られた爽やかな甘味をお楽しみください。
(レモンジュレ、オレンジビール、グラノーラ、バニラアイスクリーム)
lemon gelée, lemon peel, granola of GANORI, vanilla icecream

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