熊谷登久平アトリエ跡に住む専業主婦は大家の嫁で元戦記ライター

台東区谷中の洋画家熊谷登久平のアトリエ跡に住む次男に嫁いだ主婦の雑談

メモ 北斗会と熊谷登久平 と宮澤賢治

 

熊本の地震の情報が溢れている。

義父は戦前九州に白日会から絵画指導に出かけ、人吉市などに滞在した。

平成の初めぐらいまでは熊本洋画壇の貢献者として熊本県立美術館の資料に名があったりしたが、今は忘れられている。

コロナ禍前にはまだ義父が滞在していたことを覚えている方が人吉におられたが、その後の水害でお会いする話しがなくなった。

義父は人吉の殿様にもお世話になったそうだ。

 

 

戦前大名家の方が地元の文武の支援をやった話しはよく聞く。

藩校から地元の名門校になったり、江戸屋敷に地元から東京に進学した人を住まわせた。なんて話しも聞く。

 

岩手県の盛岡の南部様の名前は義父が世話になった人として我が家に伝わっている。

 

伊達家の支藩の田村様ならわかるけど、また戦前戦後交流があった伊達様(戦後貸した金は返ってこなかった)ならわかるけど、旧制盛岡中学出身でなく旧制一関中学出身の熊谷徳兵衛(登久平)がなぜにと初めて夫から聞いた時は思った。

色々調べて行く中で熊谷登久平は盛岡の南部様がパトロンの北斗会に所属していて、作品を出品している、その関係かと繋がり、北斗会を調べていくと戦前は義父と親しく共に川端画学校で学んだ橋本八百二画伯や白石隆一画伯も北斗会に属していたとしる。

白石隆一画伯は旧制一関中学で同じ美術部に属していた。それを考えると岩手県でまとまっていたんだなと。

 

で、北斗会絵画展出品作が公立美術館の企画展に展示される予定となった。

この作品は長く我が家にあったが一関市の平澤一男さんがコレクションされた。

写真で現存を知っていたが何処にあるのか分からず、平澤さんにも問い合わせたが、その頃すでに体調を壊しておられて違う裸婦像と勘違いしておられた。

平澤さんが亡くなられて残されたコレクションを調べに行ったときに、この裸婦を見つけて、岩手県で北斗会を調査研究されている萬鐵五郎記念美術館の平澤学芸員に連絡をし、秋の展示に繋がった。

義父は萬鐵五郎と宮澤賢治と石川啄木を私の田舎(故郷)の誇りと昭和11年に語っていて、その縁の美術館で展示されるのだから喜んでくださるかなと。

石川啄木は義父の親友だった長谷川利行の憧れの人で、浅草でその研究もしていた佐藤博と飲んだ記録ともなる長谷川利行のスケッチブックを萬鐵五郎記念美術館に寄託している。

佐藤博は花巻の人で上京前は軽便鉄道に勤めておられた。(宮澤賢治の弟が書いた兄のトランクに記述あり)

そして、東京で一関出身の千葉青花と上野在住の文人生田蝶介の門下となり、そこには長谷川利行もいて。

その千葉青花が熊谷登久平の旧制一関中学の同級生の矢野文夫に長谷川利行を紹介し、熊谷登久平に繋がる。

面白いのが、宮澤賢治が家出して上京した大正10年、熊谷登久平も弟の一張羅を着て家出同然に上京している。そして旧制中央大学に入る。

熊谷登久平の弟の廣介さんは次男なので登久平優先の旧家の中で大正13年(1924年)に一年志願兵として弘前歩兵第31連隊に入隊している。

この一年志願兵はある程度学歴(旧制中学、師範学校などを卒業)がある者がなれる。

兵営に居住し被服、弾薬等の費用と兵器修理費、糧食費を支払う。

国の財政に優しい制度?だったりする。

ある程度の教育があるので、戦力としても早く使えた。

この熊谷廣介の同期が宮澤清六さんで、晩年まで友情が続いたそうだ。(豪商の次男、兄が東京に家出など共通の話題もあったろう)

熊谷登久平は宮澤賢治、清六との共通の交流関係があったと書いても良いよね。

話しを戻すが、熊谷登久平が盛岡の北斗会絵画展出品作が花巻の萬鐵五郎記念美術館で展示される予定で、その展示会は生誕130年宮澤賢治展。

 

 

 

 

 

 

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「私の田舎には(石川)啄木や宮澤(賢治)や萬(鐵五郎)さんのいるだけで誇りです。」

昭和11年 1936年の

美術 11(6)(32) 美術發行所 出版年月日 1936-06

 

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血中酸素98

体温脇37

体温額36.3

血圧140-80

機械脈73

脈実測74 飛びあり