熊谷登久平アトリエ跡に住む専業主婦は大家の嫁で元戦記ライター

台東区谷中の洋画家熊谷登久平のアトリエ跡に住む次男に嫁いだ主婦の雑談

根津神社つつじまつり 山手線運休 鴎外荘

 

今日は工事のために山手線の外回り大崎から上野間、京浜東北線の品川から東十条が運休する。

https://traininfo.jreast.co.jp/train_info/line.aspx?gid=1&lineid=yamanoteline



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https://approach.yahoo.co.jp/r/QUyHCH?src=https://news.yahoo.co.jp/articles/1b8c16c103bdeefb8ce1c4fa7cbfdc7abbbdd392&preview=autof:id:TokuheiKumagai:20250419101020j:image

上野や谷根千の観光客が減るかも、もしかしたら自転車で上野公園を苦労せずに走り抜けられて、松坂屋や吉池にふらりと行けて、多慶屋に心折れずに行けるのかも。

なんてことを考えたけど、旧東京市15区界隈は小児喘息持ちの私が育った小牧市明石市の田園地帯(空気が良いとの判断)とは違い公共機関に恵まれているので代替えは沢山ある。

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(E電の新幹線・宇都宮線高崎線常磐線上野東京ライン・銀座線・日比谷線・京成線・少し歩くけど千代田線・大江戸線・都バス・台東区循環バス「めぐりん」は通常運転)

 

そういえば御徒町なんじゃもんじゃの花がそろそろ咲く。昼間は迂回しないと近づくのが困難な場所に見事ななんじゃもんじゃの樹がある。なんじゃもんじゃと変な名前だけど好きな花だ。

それと東博のゆりの木の花も咲いてるんじゃないかな。

人が多いと文句言いつつふらりと花を見にいける生活環境の幸せさよ。

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で、近所の根津神社では、つつじまつり開催中。

ここも人出が凄くて今朝観に行った。数年前の天候不良の時はツツジが一斉に咲き文字通り息を呑む花園だったが、今年は順番に咲いている感じ。

これはこれで良い。

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一斉に咲いたあれは異常だった。

 

 

また根津神社の敷地内では森鴎外が一度目の新婚を過ごし舞姫を書いた屋敷の移築がすすんでいた。

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コロナ禍で終業してしまった近所の水月ホテル鴎外荘。(写真は公式より)

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そこは台東区の上野公園に隣接した地にあった。

戦後戦争税で売りに出された旧赤松則良男爵邸を隣接した水月旅館が惜しみ購入し大切に保存しておられた。

天然温泉があり、地元には利用割引券をくださったりしたのでアトピーの私はとても助かっていた。アメニティも良かった。

しかし、東京オリンピック合わせで部屋を改装したりして投資をしていたところにコロナ禍がきて休業を重ね、一年遅れの観客なしのオリンピック開催などで維持ができなくなり老舗の宿の幕をおろした。

幕臣であり、華族であり、貴族院議員、旧海軍中将、佐世保鎮守府初代長官だった赤松則良男爵。その娘さんが鴎外の最初の妻。
神戸の女子高生時代の担任赤松先生と同じ系列の赤松家。なので鴎外荘にも親近感があった。

 

森鴎外、官立女子師範出身の奥田ぬい先生が『舞姫』の授業時に話してくれた「舞姫捨てて嫁にした赤松の姫とも離婚した」が今も心に残っている。

先生は森鴎外の文章は絶賛したが生き方は褒めてなかった。

奥田先生は高村光太郎と千恵子の内縁関係も結構辛辣で、島崎藤村の姪との関係もまぁ。

女子校だったので、そういう男性のエゴも授業で話しやすかったのかなぁ。

高校時代は本当に先生に恵まれた。

先生の移動がない私立で良かった。

 

 

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