夫の知人の独居老人さんが電気がつかないと言ってきたので夫ついていく。
で、電気コタツのコードのプラグ🔌がバラけていたそうな。聞くとコタツが熱い時はコードを引っ張ってコンセントから抜いているとか。
夫、それでショートしてブレーカーが切れたのだろうと、プラグを修理したそうな。
場合によっては火事の原因になることなので、言ってもらえて良かったと夫。
その人は夫を身内だと思い込んでいるので何かあると我が家に駆け込んでくる。夫とは小学生の頃からの付き合いなので、認知症が進むにつれてそう思い込んだのだろう。
義母がたまに永谷園の麻婆春雨を使っていたと夫が懐かしんだので晩のオカズに出してみた。
豚こまと絹ごし豆腐をちょい足し。
婚家は台所が独立しているので夫は義母が何を加えていたのか分からず。
なので身体に良さげなちょい足しに、庭で育ったネギを加えた。
麻婆春雨には辛口、中辛、甘口があり、どれを使っていたのかも分からないので中辛。
夫結構食べたのでホッとする。
夫はたまに義母が作っていた料理の再現をリクエストしてくるが、それこそ旧日本軍のレシピを見てこれかなぁと予測して作ることもある。婚家の家庭料理は義父が戦前気に入って、レシピをかつて内縁の妻に用意してもらっていたものとかもあり、それを夫は漠然と語るので結構難しい。
永谷園の麻婆春雨はなんてわかりやすいリクエストだろう。ちょい足しが何なのかは分からないけど、味はできてるし。
永谷園万歳。
再婚前に住んでいた団地は居間と台所が同じ空間なので私の子どもは私が食事の用意をするのを見て育ったから結構私が作る料理のレシピを受け継いでいる。また聞いてくることもあった。
あの六畳ない台所にテーブルだったから、2人はテーブルに座って私の背中を見ながら宿題をしてて、だから使っている食材を把握してる。
仕事から帰ってきてからの慌ただしい母親。あの子らは今はどう思い出すのだろう。
と、普通のお母さんや家庭に憧れ、そうあって欲しかった母親を持つ配偶者にであって、それぞれ姑を褒めて。
キャリアウーマンのお姑さん。
調理師資格を持つお姑さん。
どちらも離婚してて実の母親を在宅介護していたのに私のような家庭崩壊は起こしてない。
子どもたちは何の気なしにお姑さんを褒める、まぁ良かったね凄いねとしか。
それでも私がきちんとしてなかった母親だったから、お姑さんが立派な人にとても感じられてうまくいっているのなら不幸中の幸いかな的な。
私は出来の良い嫡子たちと比べられて育ったので、比べられるのがとても嫌で、息子とは調理師免許の話しが出てからは会いたくなくなり会わなくなってから1年以上経つ。
私なりに食事の準備は頑張ったつもりだったけど、私は無免許であちらは免許持ち。
遊びにきたらリクエストに応えて何回も台所に行って用意していたけど。息子の一言で情けなくなった。
父方も母方も従姉妹たちは料理教室にも通っていたのに私は小学生の時に料理本を渡されただけだ。まぁ下手の横好き。
ママ友に食事頼まれたりもしていたけど。