昔、長谷川利行の油絵の偽造をやっている人がいて、義父の逆鱗に触れたと聞いている。
戦前の若き画家たちが公募展に入選できなかった時に貸し額縁屋に置いていったものを利用していたとか違うとか。
何回も書いてるけど、熊谷登久平は戦後に信じていた人に長谷川利行の作品の作品を見せられて本物だったから鑑定書を紙に書いて渡した。
そしたらその紙は違う作品に貼られていた。死ぬまで悔やんでいたと我が家には伝わる。
また、熊谷登久平の筆跡を真似たものも出回っていて見つけた時には義父が気の毒で仕方なかった。
晩年の利行と暮らすために、洋式トイレと内風呂を増設した谷中の竹屋敷、改装が終わった時、利行はこの世にいなかった。
ヤフオクに出てる熊谷登久平の筆跡を真似た誰かの鑑定付き長谷川利行の模写とやら。
↓同じ業者の出品物
体温34.3
血中酸素97
機械脈83
実測84 不整脈なし
血圧 130-76