8月2日、かつて同人少女仲間で画学生だった友人と東所沢にあるクールジャパンの聖地となるかもでざわついたさくらタウンに行ってみた。
Wikiによると、『 ところざわサクラタウンは、埼玉県所沢市東所沢和田にあるKADOKAWAおよび角川文化振興財団が所有・運営する複合施設。』『(KADOKAWAと)所沢市との共同プロジェクト「COOL JAPAN FOREST構想」の中核施設であり、国内最大級のポップカルチャーの発信拠点となる。当初は、2020年6月6日にプレオープン、同年7月17日にグランドオープンとなる予定であったが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的流行を受け、開業を延期し、同年8月1日にプレオープンした。その後、各施設が順次オープンし、同年11月6日にグランドオープンを迎えた。』
東京オリンピック合わせだったのですね。角川さん2022年に開催予定だったオリンピックのスポンサーで頑張っておられましたし。
KADOKAWAのさくらタウンですが、交通の便があまりよくなかった。(個人の感想です)
JR武蔵野線東所沢駅からのバスは土日祝のみ。
酷暑の中、駅から10数分歩く気になれず、タクシーで向かう。
タクシーの運転手さんおすすめは期間限定のラーメンが食べられるという『ラーメンWalkerキッチン』Wikiによると、メディア完全連動型ラーメン店だそうだ。
そして敷地内にあると聞いて行くの時の楽しみにしていた広く品揃えが豊富だというコンビニは撤退していた。
あまりにも楽しみにしていたので、事前に情報チェックしてなかった私ら。東京オリンピックで好評だったヤマザキのランチパックが色とりどりも楽しみにしていたのに。
コンビニのドアには敷地内に飲み物の自動販売機がありますなど書いてあった。
またアニメ好きが喜ぶという宿泊施設『EJアニメホテル』も営業終了していた。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC30AIR0Q3A330C2000000/
このホテルに宿泊した人だけが屋上からの眺望を楽しめるのも売りだったのに。
他、いくつかの空き店舗があった。
以下Wikiより。
『閉店した店舗
さわいち&サクラブルワリー(2F)
●株式会社さわいちが運営。
武蔵野うどん、クラフトビールなどを提供する飲食店。
2023年10月30日閉店
⚫︎ニューヤマザキデイリーストア(3F)
ジャパンウェルネス株式会社が運営。
山崎製パンがフランチャイズ展開するコンビニエンスストア。店舗内にある「ANIME GARAGE」では様々なアニメグッズを取り扱う。
2023年11月13日閉店
⚫︎ニカケルサン(2F)
株式会社スタンダードが運営。
サクラタウンと連携し、様々なコラボ企画実施を目的としたJOYSOUNDの直営店舗。
2024年1月14日閉店
⚫︎EJアニメホテル(6F)[閉店]』
KADOKAWAの社員食堂の角川食堂は一般人も利用できる。中で仕事もできるコンセント付きの座席も多く、敷地内のフリーWi-Fiも快適でした。
埼玉産直野菜とかで美味しいビュッフェ。品数豊富でした。
君塚直隆先生(女王陛下)監修 まんが人物伝 『エリザベス女王二世」記念のスイーツがとても美味しく……。
何回もおかわりしました。私らだけじゃなく、器を重ねてるテーブルはあちこち。
プリンも美味しゅうございました。
角川食堂の食事美味しかったです。また来店したゲストたちのサインに結構ミーハーしました。
(そういえば角川がある飯田橋には神楽坂から九段とか美味しいとこがいっぱいあって、角川、樹想社、潮書房に仕事で行くと御褒美飯なのが懐かしい)
仕事といえば、現役時代多いときは複数の連載を持っていて締切に編集さんに迷惑をかけていたのですが、さくらタウンにはあの 隈研吾が社殿をデザインした武蔵野坐令和神社があり(さくらタウンがそうだけど)、そこには締切守という御守りがありました。私は赤いのを購入、3倍早く書けるようになると嬉しいな。
ふと、「この御守り、角川の編集さんが買って作家さんに渡すとかあったりして」と冗談半分で聞いたら「あるらしいですよ」と、よみがえる走馬燈。
昔、角川のパーティで担当につかまり会場から見えない隣接した作業部屋に連れて行かれて、校了をやったのは懐かしい思い出です。
で、そのパーティの3次会で友人たちと電波が届かない水道橋駅近くの地下の居酒屋で飲んでいたらスーツ姿の編集さん複数が唐突に来店し、シユラトやテッカマングレートの脚本家でもあった男性作家さんをガシッとキープするとそのまま連れて行ったのは恐ろしや。
サイボーグ009のヒロインは誰だで盛り上がっていた3次会は解散となりました。私たち女性陣は島村ジョーがヒロインで、モテモテで。
黒いスーツの編集さんたちに連れて行かれた作家さんはフランソワーズのファンで彼女がヒロインで公式カップリングだと、後に未来からスーパージェッター声の子孫がきたよね。的な彼。
ああ、何もかもみな懐かしい。
特徴的な造型の角川武蔵野ミュージアムは聖火台がなかったで有名な新国立競技場を設計した隈研吾の作品なのに木が貼られてない(失礼、材木的なのが使われてない)。と驚く。
ロビーにはKADOKAWA(角川書店)創業者の角川源義のあの角川文庫発刊の辞「角川文庫発刊に際して」が。
名文ですよね。
エレベーターで五階の 本棚劇場・武蔵野回廊へ。
↓ 本棚劇場 ここにはお宝が沢山あるのに……老眼近眼では背表紙すら読めない。罪な空間だと(個人の感想です)。
板がボコボコぶら下がっていて、流石 隈研吾デザイン的な気分になれました。
背表紙読めるとホッとする。
↓EditTown-BookStreat
4F 本棚劇場・エディットタウン・エディットアンドアートギャラリー・ワークショップルーム・レクチャールーム
↓荒俣ワンダー秘宝館
↓ マンガラノベ図書館
↓水遊び可
さくらタウンから東所沢駅に向かうと通る『東所沢公園』にも角川文化振興財団による「武蔵野樹林パーク」があるが、 隈研吾設計の飲食施設「武蔵野樹林カフェ」は閉店していた。
↓帰り、東所沢駅に向かう道のマンホール。