高齢者に部屋を貸さない大家が多いというニュースで色々感じて書き込もうとしてやめた。
大家です。
古い物件を貸しています。
先代が戦争体験者なので身内がいない方にも貸す方針でやってきました。
残念ながらここ数年は認知症になる方が増えて、見守りもやれる範囲でやってます。体調が悪い人には食事を届けることもあります。
それでも部屋に帰れなくなった方が運良く見つかったこともあります。
残念ながら外で熱中症で倒れて発見された人もいました。
今年は梁と柱の破壊が発生しました。
その人を地域包括支援センターに繋いで施設に入ってもらい部屋は空けましたが、その部屋は放置すると建物が傷み続け、他の入居者さんに迷惑をかける、命の危険もある。
そのため工務店に修繕に入ってもらってます。地方で中古戸建てが買える見積もりです。
相手は身内がいない認知症なので弁済能力はなく、また火災保険での保障対象でもなく、ご存命なので孤独死保険の対象でもなく、修繕費全額大家の持ち出しです。
残置物は2トンでした。