『邦画 1(2) 邦画社/学而書院1936-02』にあった白日会評の中に、義父の作品のことも書いてある。
「第四室では熊谷登久平氏の六の作品、従前の太いウルトラの線を止めて、今度はボリウムで行かうとしてゐる。 素朴な野性的な詩人的興味をみるべく、今度の出品では「カナリヤ」を採る。」
多分この回で気に入った登久平の作品はカナリヤってことで、ウルトラの線ってなに?
で、相当悩んだけどwikiに「昭和初期には急進的の意味で頻繁に使われた。」という記述があるので「従前の太い急進的な線をやめて」で良いのかな。
『邦画 1(2) 邦画社/学而書院1936-02』
『美術 11 美術發行所/1936-02』
↓前年のザクロと思われる作品。
キリ
朝のホタル