今日は初音幼稚園の先代園長の奥様がおいでになり、夫や義兄、それに池之端画廊主で私の画学校時代の隣のクラスの鈴木英之氏の幼稚園児時代のことをたくさんお聞きした。
熊谷登久平が描いたベートーベンの家の絵を今も使って頂いていてとても嬉しい。
白日会の先生がいらしてくださり、白日賞受賞作品の小菅刑務所を褒めてくださったのでめちゃくちゃ嬉しかった。
熊谷登久平の絵は良い。
そして、帰りに夫の同級生と根津の中華料理店オトメに立ち寄ったところ並んでいた同世代の男性と雑談をしたら、お父様が独立美術協会会友で早生された方で、先生が海老原喜之助とのこと。
あ、海老原喜之助は義父と仲良かったんですよ的な会話から九州画壇の話しになり、義父と仲良かった宮崎精一さんの話しを出して、人吉の古城や河鹿の話しをしたらご存知で。。。
熊本の美術館の学芸員さんが共通の知り合いどころか、学芸員さんが教え子という、大学院教授だった。
世の中めちゃくちゃ狭い。
で、私が好きな美術の研究職の方が元同僚だったりして、しかも昨日池之端画廊に見に来てくださっていたそうで、わおっ。
富田温一郎画伯による批評を見つけた。(2023年1月9日加筆)
□小菅刑務所 熊谷登久平氏 力作である。灰色の中に赤と緑の調和を意識的に纏めてみることに成功してみる。 併し灰色のバックの筆遣い上に、多少の騒がしさを認める事と色彩の質に於て考慮されたい点がある。