熊谷登久平アトリエ跡に住む専業主婦は大家の嫁で元戦記ライター

台東区谷中の洋画家熊谷登久平のアトリエ跡に住む次男に嫁いだ主婦の雑談

白日会の富田温一郎先生の水彩画

 

ヤフオクに富田温一郎先生の水彩画が出品されていて、競合なく落札できた。

先日お墓参りをした時は、「生で作品を観たいです」と祈りはしたが、まさかヤフオクに素敵な作品が出て、それを110円で落札できるとは。

長谷川利行にビールなどを奢った富田先生とは義父ももちろん交流があり、調べていく過程で絵にも惹かれていたので、なんという幸運だろう。

 

今日届いた絵を持って、あちこちに見せて回る。

故人を知る界隈で驚かれた。

 

池之端画廊が近隣の画家の作品の企画展をやる時に展示してもらおう。と、思っている。

 

ありがたいことに、マットの発注も含めて額装の加工を池之端画廊のご主人にお願いすることになった。

 

額は既製品を某先生から頂いた。

箱が傷んでいるだけの新品の額縁。

ありがたや。

 

ありがたいと言えば、夫は義母と義兄が次々と亡くなったあと近所の人曰く世捨て人のようになり、血を吐いたりしながら無気力に生きていた。

猫たちがいたから生きていた状態で、夫の友人たちは心配して毎日誰かしらが覗くようにしてくれたいた。

生まれ育った地元に暮らし、友人たちも近隣に残っている環境だからとも言えるが、その友人たちとの関係が続いている夫は凄いなとも思う。

人間関係って結構難しいから。

 

夫はコロナ陽性で高熱が続いている独身の友人が気になり続けていて、都からの食糧支援品が届いてないことを心配し、私に何を用意したら良いだろうと相談してきた。

玄関まで届けたいと。

一緒に根津の赤札堂に寄り簡単に食べられるものを選び、玄関先に届けた。

彼も夫が一人暮らしになり世捨て人(引きこもり)となり衰弱していった時期に見守りに来ていてくれた友人だ。

毒性が強いと言われている今のコロナ波だが後遺症なく回復してほしい。

と、夫と話している。

 

コロナ、また資料室の使用制限が厳しくなってきた。

終息してほしいと願っている。

 

 

 

 

 

 

 

 

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