熊谷登久平アトリエ跡に住む専業主婦は大家の嫁で元戦記ライター

台東区谷中の洋画家熊谷登久平のアトリエ跡に住む次男に嫁いだ主婦の雑談

血液検査

今日は月に一度の血液検査の日。

副作用の強い薬を使っているので色々あるある。でも薬は効く。

 

阪神淡路大震災の日

 

私の母校と父の生家がペチャンコになった日。私の先生の作品が瓦礫に埋もれた日。

 

大正12年生まれの父はこの年のお正月に幼馴染一家と旅行に行った。

その幼馴染のお父さんが家の下敷きになり、助けようと皆で協力していたが火が迫り逃げた。それを父は嘆き続けていた。

翌年の一回忌後に父は体調を崩して死んだ。

空襲で焼け残った大正時代の新興住宅地の父の生家には父の嫡子が住んでおり、その家族はしばらく車中泊だったそうだ。

父は私にキャンプ用品を揃えることと車を軽でも良いからワゴンにしろと言った。

 

あと備蓄は煩かった。

 

名古屋空襲と伊勢湾台風を経験した母は低地をとても嫌っていた。

 

なとか思い出す。

 

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