熊谷登久平アトリエ跡に住む専業主婦は大家の嫁で元戦記ライター

台東区谷中の洋画家熊谷登久平のアトリエ跡に住む次男に嫁いだ主婦の雑談

情報は情報に埋もれていく

熊谷登久平の次男の寿郎さんとお付き合いをして、いろいろ重ねて結婚した。
登久平さん、絵は良いし、心迫る文章書き残しているし、わぁって長谷川利行の遺品がこの家にあったから研究資料になると思い、受け入れ先を探してあちこちに連絡を入れたけど贋作が多い長谷川利行なので、相手にしてもらえない。
で、介護離職をして今のデジタル化した業界についていけないと泣き言に溺れながら、筆跡や時代背景を調べて本物だろうと改めてあちこちに連絡をしたがダメで。
平成が終わり令和がくると焦って、このブログで情報発信をした。


私は加齢の疲れもあるが橋本病も持っていて記憶障害があるし、知能低下もある。また身体も弱っていて緊急手術や謎の菌に感染して2か月近く入院したりもしてる。
今年度も倒れて入院した。

その間死んでも残したい取材メモや調査メモをここに書いているけど、母のような若年性アルツハイマーになったら、自分で自分が書いたものも理解できなくなるのだろうなと。

今私は私の情報処理が追いつかなくて、困っていたりする。

そういえば熊谷登久平の絵がたくさん残っているのを知った出版業者さんから画集を作らないかと提案されたが、それはほぼ自費出版で百万前後、もしくはそれ以上金がかかるとか。
私は出版社で企画編集出版営業をやっていた。本を出すには経費がかかることを知っている。


現在ほぼ無職なので、婚家に対して百万単位の金がかかり、回収できないと思われる話を持ち込むのは良い気分がしない。
熊谷登久平の画業をカラーで残すのは魅力的な話ではあった。
そりゃ金があったら出したいよ。
でも厳しいので同人誌でやれたらなと、考え中。