夫の従兄弟に義父の絵を見せてもらった。
クレヨン画だ。
夫は義父が57歳の時の子だけど、従兄弟の中で夫が1番若いのだろうか。夫は61歳。
義父の熊谷登久平が、熊本の人吉の宮崎精一さんの家に滞在したのは戦前で、宮崎さんご両親が経営していた旅館と料亭は人気があり中央画壇が次々と宿泊した。
義父は滞在中に人吉も描き、それは宮崎さんの家に残したらしいが今はどこにあるのやら。もしくは昭和40年の水害で失われたのかもしれない。
今年、人吉に色々調べに入る予定だったけど、コロナで時期を見ている間に水害となり、義父たちの青春の痕跡が流れてしまった。