熊谷登久平アトリエ跡に住む専業主婦は大家の嫁で元戦記ライター

台東区谷中の洋画家熊谷登久平のアトリエ跡に住む次男に嫁いだ主婦の雑談

テイクアウトは豪遊 粘着的な気持ち悪いメッセージ

某日、私が豪遊ばかりをしているとの指摘メッセージあり、何をもって豪遊なのかとても悩んだが本日気がついた返信だとテイクアウトのことだった。
連日のようにテイクアウトをしていると。

我が家は自営業で一日中家族が家にいる。

コロナ禍で家族が家にいるようになり、朝昼晩食事の用意をして悲鳴をあげている家事担当者も結構いるかと思う。
でも、自営業の我が家は常にそれ。
私に他に用がないわけでもなくたまに仕事をしているし、今は取材調査の山場だ。
(雑誌、美術の窓の原稿執筆も含む)

我が家の近所にお弁当のチェーン店は少ない。
観光地に住んでいるからテイクアウトをしている店はマスコミに出る店も多く、他所からは豪遊に見えるのかも知れない。
その有名店は夫が義母の介護で外食ができなくなる前の常連店だったりもする。
私は以前ほど飲めなくなり夫は全く飲めなくなった。

地元の古い居酒屋さんの持ち帰りできないメニューをテイクアウト、持ち帰られる喜びが、コロナで大変なお店さんには申し訳ないけど、今はある。


しかし、面倒なメッセージだ。
なんだかんだと、残念ながら私には読解力がないので、常に苦労している。
その人から私の頭が悪いこともご指摘頂いているが、足りないのを知っているから調べて、資料を古本屋さんから仕入れている。
今は図書館や資料室の利用はかなり制限されている。使えたとしても利用可能時間が短い。


我が家には本が増えている。
部屋を占領している。今家に金を入れず取材費と資料費に使っている、夫に離婚されたらどうしようと不安になることもある。
一度結婚で失敗しているし、離婚は大変だった。
今夫が好きなので離婚されるような状況になりたくない。
夫に「明子さんは元プロなんだから、もう少しできないの」と指摘されたときは出来ないことは出来ないとしか言えなかった。
求められている必要とされているレベルが岩手県の夫の従兄なので、申し訳ない。


先日、私の何が悪いのか非常識なのかを正義感から細かく指摘してきた相手に対して、こちらはキチンと返事をしているつもりだ。
でも次は論点が先のものとずらされ、もしくは別の件にされて、厳しいご指摘が来る。
その怒りのエネルギーの強さを私は気持ち悪いと感じるし、私にヒントをくれるわけでもなく、次から次といかに私が悪いのかを繰り返し投げつけてくる。
中には私を性犯罪者と異常な性的嗜好があると決めつけているものまである。

相手とは多分言語が違う。
分かり合えるとは思えない。

で、日に3食作らないでテイクアウトを1食入れることがあるのが、なぜ豪遊になるのか理解できない。
テイクアウトしてるの夫の好物が一番多いし。

例えばスーパーで惣菜を買うのと同じ感覚なのだか、一番近いスーパーは混むし、私はなるべく八百屋さんやお肉屋さん魚屋さんで買い物をしている。この肉屋魚屋八百屋もマスコミに出る店だ。でも地元の生活を支えている店でもある。これを贅沢と思われるのは、多くの地域で個人商店が減った弊害だなとも感じる。

豪遊の指摘、最初は私があちこちの取材を新幹線などを使い、名物を食べ、ホテルの個室に泊まっているのが豪遊なのかと思った。が、テイクアウト。


若い頃は夜行バスを駆使して取材をしていたし、泊まるのもユースホテルなどの格安宿。
泊まらないで夜行バスの車中泊だけも多かった。

今は夫の友人から株主優待券をもらい便利な場所に宿を取れたりするし、信州への取材も新幹線なら本当に日帰りで車中泊もない。
義父が絵を描いた場所を訪ね歩き、痕跡を探している。

コロナ禍が無ければ、今年度は既に岩手県山形県と長野県の美術館や図書館に行っている筈だった。
そのためにJR東日本を安く使える期間がある大人の休日倶楽部に入った。

さて、私もコロナ禍で予定が狂い、収入が減り焦っている人間の1人だと思う。
収入が減っていても金を使わなければ欲しい資料が手に入らない場合もある。
事実誤認が多く知らないことを知っているように騙るとも指摘されたが、知らないことを知らないで語っていると理解できていたら私は幸せなわけで、知らないことだらけなので私は悩んでいる。
で、今やっている熊谷登久平と長谷川利行と熊谷伊助の原稿の中での事実誤認をご教示頂けたら助かる。
また、過去の私の仕事の中に事実誤認が多いとのことであればご教示頂けたら、恥ずかしくて悶絶はするが受け入れる。



今探している中で、近所にあった義父が書く上野の山に1年だけあったというモンマルトルとモンパルナスの場所と関連資料がある。
浅草のシュルシュル会がそれだと書く人もいるが地名が違う。
あとは戦後に上野桜木で発足した上野の山の美術家の会。
リーダーと世話人、展覧会は上野松坂屋で数回なのは掴んでいるが関係者はほぼ亡くなっている。

私は多くを知らないから面白く、知らないから調べて、沢山面白ければ世に出したい。沢山面白いを共有できる人が欲しい。
ずっとそれでやってきた。

それがなければ、やらない。
私にとっては同人誌でもやった布教本とズレてないわけですよ。商業誌でやっていたレビューと同じで、共有したい欲が強い。

それも人から見たら強欲で押し付けなんだろうが、その人も私に対して価値観の押し付けをやっていることに気がついてなく、これからも正義感で生きていく人なのだろう。