熊谷登久平アトリエ跡に住む専業主婦は大家の嫁で元戦記ライター

台東区谷中の洋画家熊谷登久平のアトリエ跡に住む次男に嫁いだ主婦の雑談

喘息持ち

今月大きな発作を起こしてからメプチンエアを常時使うような呼吸状態で咳も出る。

私はメプチンエアを使うと小刻みに震えが出るが、この症状は結構困る。以前はメプチンエアと違う吸入薬があったが、それはそれで副作用があり今は手に入らなくなった。
私はメプチンエアの副作用の方が辛いし、その薬が処方されなくなった時期はアルツハイマーの母を24時間介護をしていたので動悸と震えのあるメプチンエアは困る副作用でしかなく、死ぬ可能性があったとしても廃盤になった薬が良かった。
全ての人に都合良い処方はないのが現実である。

今困っているのは震えがあるせいで、物が飲み込みにくい事。
汁物かお茶漬け的な物、汁物が一緒のもの、麺類とかが食べやすいが、残念ながら今は視界も揺れるので料理が苦痛になってきた。
その為に家族のリクエストに合うテイクアウトを探すと谷根千一周しないと揃わない。
もちろん汁物はない。





今、便所の落書き的な発言も多くあるネット上で老人に対しての嫌悪感てきな書き込みが以前よりなされるようになった。
先日もあり、それに対しての賛同をする人たちは子持ちも多い。
老人に行政が手厚いから子どもが将来苦労すると考えている母親たち。


やはり私が母を介護していた時に、昔一緒に仕事をした小説家さんの交流掲示板で赤ちゃんが生まれたファンの人が同じことを書いていて、他のファンの人たちも賛同しててゾッとしたことがある。
最初の1人は彼女が独身の頃から知っており、好きな作家が何人かかぶる人で、数回会ったこともあった。
教養ある女性で実家は太く中流階級
その女性が私の赤ちゃんのために老人はと書いていたのはショックだった。
また結婚して子に恵まれたことへの優良階級意識もだだ漏れていた。

介護を受けている老人は社会的に迷惑な存在とする、優しい作風の小説を好む人。
人それぞれだろうけど、身バレしている人が書き込める現実は怖い。

その頃はリーマンショック後で、派遣村生活保護などが話題になり、富める高齢者と搾取される若者をマスコミは楽しそうに報道していた。
政権を支持しているのは高齢層なので、社会の不公平は高齢者が招いた的な。
で、若者が立ち上がりできた政権が民主党だ。良かったね。



今マスコミは高齢者が自粛しない、高齢者が買い物に出ているなど書いている。
彼らが取材している商店街は高齢者が元々多い場所であり、絵になる写真が撮れている。

で、私も高齢者で今は住民税を払っていない。
しかも慢性疾患を複数持っている。
生きてて良いのかなと、老人への怒りの発言を見てて悩むことも増えた。
買物するし、花や猫をみたら立ち止まる意思の弱い老人だしね。

去年の今頃はツツジや藤に薔薇を楽しんでたと思うと別世界のよう。
そして戦時中よりマシという言葉も出てきて、まあ焼夷弾が降ってくるより良いよねとしか言えないね。