熊谷登久平アトリエ跡に住む専業主婦は大家の嫁で元戦記ライター

台東区谷中の洋画家熊谷登久平のアトリエ跡に住む次男に嫁いだ主婦の雑談

義父の絵を個人所有している人たち


おかげさまで何人かと連絡が取れた。
一人は義父の最後のファンの田村さんで、夫、義兄、義母と顔見知り。
熊谷登久平の作品の行方について情報交換をするが、厚生省など公に寄贈した絵はほぼ仕分けの時代に消息不明となっている。
投げ売りされたんだろうか。


所有している方の中にお父様が戦前の外務省の人で米国大使館勤務という方がいた。
ご本人も美術品収集家で有名な方で、あちこちの美術館に寄託されていたり、買い上げられていたり。
目利きの方が父の絵を持っていてくださっていることに喜ぶ。
絵は岩手県立美術館に寄託されている。

戦争中はスパイの子と石を投げられたそうだ。
あーマッカーサーの云々の仕事を戦後にで、絞られていく個人像。
農地改革で名前の出る人じゃん。

うわーと美術史が私の脳から飛び、外交史に関して質問し始めてしまった。
反省。