熊谷登久平アトリエ跡に住む専業主婦は大家の嫁で元戦記ライター

台東区谷中の洋画家熊谷登久平のアトリエ跡に住む次男に嫁いだ主婦の雑談

千駄木の #お好み焼き屋さん #いちえ #根津 #芋甚

漫画家やっている友人に先日行った文京区千駄木お好み焼き屋さんの「いちえ」が美味しかった話をしたら締め切りの隙間だというのでランチタイムに同伴した。

彼女も西の人間なので関西系お好み焼きが好き。

そして、いちえのママは兵庫県神戸市兵庫区生まれ、つまりオリバーソースの本社があった場所で、父の生家がある長田区の隣。
思春期は姫路城で有名な姫路市で過ごしたという、多分私と同世代なので、かつて姫路市にあったスケートリンクで話し盛り上がった。
あと姫路駅地下のたこ焼きの話しや、姫路独特のドロ焼きなどの話も。

いちえのお好み焼きは東京に合わせてあるけど、美味しい。
牛すじネギ焼きめちゃくちゃ美味しい。
ネギが白いのは東京だから仕方ないし私も慣れた。
下手な九条ネギ使うより、美味しいし。
紅生姜が別料金じゃないのも嬉しい。

同伴した友人も美味しいと喜んでくれた。
私は今日で三回目だ。
また行く。


千駄木には他にもお好み焼き屋があるけど、並ぶし冷たい皿にペタンと置かれて出される。
スジは東京風なのか硬く、大きなのが数個ゴロリだった。
二回入って同じだったので三度目はない。
半分、長田の血なので私はスジ焼きにはうるさいかもしれない。トロリとするまで煮込まれたのが良い。
美味しくて当たり前のところで育ったからね。

いちえさんの帰りには大正時代創業の甘味処芋甚へ。
あかじ坂下、根津権現への参道にある。
義父たちも多分ここを大正時代に歩いている。
当時の義父は画家を目指す人で、大正末期に長谷川利行と根津で出逢っている。
その頃、芋甚は焼き芋屋から甘味処になったのかな。
昭和焼きは昭和になってから売り出した今川焼き
観光客には近所の根津のたい焼きやさんが有名だけど、芋甚の昭和焼きも美味しい。
また冬季限定の抹茶アイスも好き。あんみつにトッピングもできる。
芋甚のあんみつは大正12年生まれの義母も大好きだったそうだ。

甘味も友人は気に入ってくれて嬉しかった。
自分が美味しいと感じているお店を友人が美味しいって言ってくれると嬉しいものです。