Eテレのグレーテルののかまどで、漫画家一条ゆかり先生の有閑倶楽部に登場した銀座のマキシム・ド・パリのナポレオン・パイが紹介された。
しかも一条先生も画面に登場されてナポレオンパイを語られた。
ご褒美。
確かにご褒美のパイ。
学生時代には高くてホールでは買えず、銀座の百貨店の松屋にあったマキシムドパリの出店で口にするものだった。
もう40年ぐらい昔の話よ。
マキシムドパリは数寄屋橋の交差点にあったソニービルの地下3階にあり、今度映画が公開されるフランスのデザイナーピエール・カルダンのお店としても有名だった。
食事もランチを食べるのがせいぜいだったけど、本当に自分へのご褒美。
過去形なのは今はもうソニービルごとなくなってしまったから。
ソニービルの地下には輸入ブランドの少し安いコスメがある場所もあって、クレージュの香水はここで買ったのではないかしら。
懐かしいし、有閑倶楽部という漫画をリアルタイムで読み楽しんでいた時代って私自身も楽しかった時代でもあったのよね。