熊谷登久平アトリエ跡に住む専業主婦は大家の嫁で元戦記ライター

台東区谷中の洋画家熊谷登久平のアトリエ跡に住む次男に嫁いだ主婦の雑談

冬がくる

夫の幼馴染からエゾジカの肉をおすそ分けいただいた。
流石は上野の山のご近所付き合いで、自宅で養蜂している日本ミツバチの蜂蜜を頂いたり、おミカンを頂いたり、柿を頂いたり、行者ニンニクを頂いたり、筍を頂いたり。
エゾジカは食害が起きているところで頼まれて駆逐している個体だという。
夫の幼馴染の友人が保健所の許可を得た解体処理場を持っておられて、そこで処理をしているから臭みもなく美味しい。
かつては里山という人手が入った場所があり、野生動物たちの棲む山と人里の境でもあったけど、今は芝刈りをする人も居なくなり炭焼きも廃れ、荒れた山が人里に迫っている。
山は荒れると人里を飲み込んでいくし、動物たちも警戒心がなくなり人里に入る。
残った人たちの生活の糧を食べてしまう。
どちらも生きるためになんだけど、増えすぎた動物が食べ物にありつけず冬を越せない場合もある。

まあ、すみません美味しく頂きます。

息子の奥さんのおじい様は猟も趣味だったから、奥さんの家は結構ジビエ好きなので少し分けます。
以前エゾジカを分けたら、エゾジカは初めてだったそうで喜んでくれた。
鹿やイノシシはよくあるけどエゾジカは珍しいものね。

うちはイノシシもたまに頂きます。
住んでいるのは上野の山ですもの。
写真の卵は比較用に置いてあります。あ、たまに生みたての卵も頂きます。
ありがたいことです。