熊谷登久平アトリエ跡に住む専業主婦は大家の嫁で元戦記ライター

台東区谷中の洋画家熊谷登久平のアトリエ跡に住む次男に嫁いだ主婦の雑談

気仙沼に行けるかも

夫の親戚さんが気仙沼は一関から電車で行くと遠いけど、車で行くと一時間ですからと、連れて行ってくださることに。
一応23日の宿は一関にとった。
24日から千厩の予定で27日の帰りのバスも予約はした。
夫と娘は留守番。
猫たちも留守番。


気仙沼
義父の熊谷登久平が二科展に入選して千厩の日野屋の当主から勘当を解かれた作品が気仙沼だったりする。
もう一作品入選しているけれど、題名は不明。

気仙沼には義父の親友の島田さんだったかな、という方が住んでいて、そこの家にも随分とお世話になったようで、気仙沼も何回も回想しているし、作品も沢山描いたようだ。
気仙沼市で確認できている絵は図書館にあった漁船の絵で、義父がその絵のことも随筆に残している。
他の絵はわからない。

その随筆が載っていた、今では幻となってしまった気仙沼新聞や古い建物ももうないだろうけど、義父が好物だったというホヤや水タコの美味しいものも食べてみたい。

ほら私は明石で育ったから東京に来てから水タコを見てデカイし硬いという感じで、夫が正月に水タコの酢漬けを食べたがるから買うけど食べなれてなくて。


明石のタコは友人で油画勉強していた千秋の旦那さんがやはり高校時代の同人仲間で、明石の海産物に詳しいんやけど、冬は味はイマイチな感じのものでしたんです。
なので正月にタコというのは馴染みがなかったです。
しかも赤く染めてる。

今は明石のタコは減っていて昭和30年代にあった絶滅の時ほどではないらしいけど、減っているそうで去年千秋と魚棚に行ったら高くて驚いたわ。
昔はたこフェリーの桟橋でタコ釣れたぐらいなのに。
まあ今の明石のタコは天草から持ってきたタコの子孫で、瀬戸内海のタコを食べたければ広島になるのかなあ。