以前から観たいと思っていた小早川秋聲の「國之楯」が、京橋の加島美術さんで展示されているのでチャリで行った。
國之楯だけではなく、「戦艦」や兵が抜身の刀を眺める「日本刀」、兵隊が焚火を囲む図もあり、見応えがあった。
戦争画に興味がある方だけじゃなく、多くの人に観てもらいたい作品群でした。
で、ここしばらく探している長谷川利行が描いた熊谷登久平の絵の行方は、名古屋の松坂屋で長谷川利行展をやった時に急遽展示に加えられた所までは追えていた。
で、名古屋で売られたとかの噂も聞いたが、噂なので買ったという東京の画廊を探していたらあった。
話をうかがうと画廊が購入した熊谷登久平の絵は長野の人に買われたが、絵が強いため他の絵が霞むという理由で出戻り、その後は業者が購入したという。
その業者は今はなく、京橋で痕跡は途絶えてしまった。
悲しい。
赤が印象的な絵だったそうだ。
