熊谷登久平アトリエ跡に住む専業主婦は大家の嫁で元戦記ライター

台東区谷中の洋画家熊谷登久平のアトリエ跡に住む次男に嫁いだ主婦の雑談

頭痛いです

私の母の従弟が画家なんだけど、生活のために美術の教師をして最後は美術系の公立高校の校長先生を経て定年退職をしてからやっと、好きな絵を描けるようになった人だ。
息子二人に無事教育を受けさせるまでは売れるものを制作する。
これはよくある話で、私の美術関係の仲間のほとんどが漫画家か美術教師となり、美術教師になった中で二人だけが今も個展をひらいているが、今も付き合いがある友人によると、忙しそうだ。

今、私が住んでいる家は日本美術院の隣で院展の前になると会員さんたちが絵を搬入しているけど、高級車両で来たり業者に頼んでいる画家さんより、駅から歩いてくる人が多い。

母の従弟は私的には結構売れてて、大作も制作していたのに好きな作品を制作していたんじゃないんだと知り、好きなことを仕事にする大変さをまた一つ知った。

彼はもう年金もあるので、二階のアトリエで好きな絵をのびのびと描いておられるのは良いことだ。