義父、熊谷登久平の著作権は夫が相続しているをしているから、彼がこの日記をまず読んでOKをしてからアップしている。
http://www.cric.or.jp/db/domestic/a1_index.html
だけど、例えば都の図書館で義父が書いた随筆などを見つけてもコピーをする場合に係から止められる事もある。
若い義父がデッサンと何かと語っているのを面白いと思っても全部複写、コピーをすることができない。
それは資料室にある私の記事でも提出書類に用途を書いてなおかつ全ページコピーをさせてもらえない事もある。
昔は免許証に本籍が載っていて、それと戸籍謄本でなんとかなる場合もあったけど、今は面倒だと思う。
今日は私と夫の関係と、夫と義父の関係を証明する為の戸籍謄本を区役所でもらってきた。
義父の最後期の戸籍謄本と、今の夫の戸籍謄本で、義父の亡き後、義母が著作権を相続して、義母亡き後、夫と義兄が相続。
義兄が亡くなったあと、義父の著作権の相続人は夫一人となった。
義父が亡くなって五十年が経ち、フリーじゃと思っていたらギリギリ七十年の人になってしまった。
あと二十年は著作権があるけど、例えば新聞社が義父の絵を使っても「我が社は慣例で著作権使用料を払っていません、了承してハンコを押して送り返してください」と手紙がきて終わる。
ある放送局の場合は私が仕事をしたことがある局だったので使用料を頂いた。
義父、熊谷登久平は忘れられた画家と書いて良いと思うが、死後十年経たないうちから引用しまくられ、小説の中の一文が元になり、義父が長谷川利行を嘆かせたとネットに書いてあったり。
それ最近消えたけどさ。
何を愚痴っているかと言えば、プレミアがついてる長谷川利行関連の書籍、博物館や美術館が出した図録のほとんどに熊谷登久平のことは書かれている。
私はそれを集めているけど、高い。
戦前から同じ場所に住み、同じ電話番号を使っている遺族に著者から一言あれば嬉しかったなと。
高くて買えない本には、この家の場所まで書かれていたり、あっ、川端康成がご近所でお付き合いあったとの伝承本当かもと思っても、それコピーしようとしたら一枚三十円で両面コピーが出来ないとか、泣けるわ。
該当箇所のコピーだけでも送って欲しかったな。
あと、義父の年表もぐちゃぐちゃで合ってない。
それも気絶しそうになる。
戸籍謄本が使えた時代もあるやん。
アトリエ跡には未亡人と遺児がまんま住んでいたし、独立美術協会の名簿に今も載っているんですぅ。
写真もたくさん残っていて、私には誰が誰だかわからないけどね。
http://www.bunka.go.jp/seisaku/chosakuken/seidokaisetsu/gaiyo/chosakubutsu_jiyu.html