熊谷登久平アトリエ跡に住む専業主婦は大家の嫁で元戦記ライター

台東区谷中の洋画家熊谷登久平のアトリエ跡に住む次男に嫁いだ主婦の雑談

谷中生まれの夫の幼馴染は狩猟をやっている御坊様で、今日は行者ニンニクをお裾分けしてくださったよ。

 

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この辺りは関東大震災と空襲で被害がなく、江戸時代の震災でも無事で、唯一被害があったのは上野戦争って土地柄なので、近所付き合いも残っていて夫の生まれた頃からの幼馴染も地元に残ってる。

 

で本日夫の幼馴染でお寺さん生まれの御坊様で厳しい修行の荒行を数回やったすごい人なんだけど、狩猟も趣味で食害に悩む北海道の某所から頼まれて冬なるとエゾ鹿のお肉をお裾分けしてくれる。

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上記写真は荒行の最後の仕上げの水行。

真冬の2月です。

 

見た目は温厚、中身はすごい御坊様が本日行者ニンニクをお裾分けくださった。

毎年お裾分けを頂いているけど、北海道の友人さんから送られてきていると思い込んでた。

 

ふと、ご自分で採ってきているのかもと思って聞いたら「一番美味しい時期ですから採ってきました」とのこと。

北海道の拠点に車を置いてあって飛行機で行って猟や山菜採りをしているそうだ。

 

そういえば御坊様から頂くエゾ鹿の肉は柔らかくて血抜きもキチンとされてて美味しい。

四国の友人宅は庭でイノシシの血抜きをして解体してたよね、彼女宅から届くイノシシも美味しい。

 

で、御坊様に「エゾ鹿の血抜きもご自分でされているのですか」と聞くと「今は保健所の認可を受けた施設を持っている友人に頼んでいますよ」と。

 

今は?

 

エゾ鹿って大きいよね。

ウィンタ付きの車に乗っておられたのは知っているけど、ご自分で血抜きをして解体しておられたとは。

 

はい、命を美味しく頂いております。

 

鹿本当に美味しゅうございましたし、息子夫妻にも分けてあちらのお母様も美味しいと喜んで下さいました。息子の奥さんのお祖父様も狩猟が趣味だったそうで、懐かしんで食べて頂けたそう。

 

天然の行者ニンニクの香りはたまりません。

先ほど生で一本頂きました。

 

ご馳走さまです。