熊谷登久平アトリエ跡に住む専業主婦は大家の嫁で元戦記ライター

台東区谷中の洋画家熊谷登久平のアトリエ跡に住む次男に嫁いだ主婦の雑談

熊谷登久平

怠い 

寒いので猫が毛布に潜っている。 先日も書いたが義父の戦前の春の絵が6万円で売られていて、良い絵なので悩ましい。 筆記体のサインのだ。 号あたり1万円となっている。 義父が描く春のいぶきが私は好きだ。

今日の東京新聞下町支局版に『浅草描いた「日本のゴッホ」 画家・長谷川利行 スケッチブック複製紹介 谷中のカフェで展示会』の記事が載りました。

『浅草描いた「日本のゴッホ」 画家・長谷川利行 スケッチブック複製紹介 谷中のカフェで展示会』の記事が掲載されました。 義父の熊谷登久平の宝物と夫から渡された缶に入っていたスケッチブックは私にも宝物となりました。 岩手県ゆかりの人物も登場してい…

夫の友人が撮影した谷中のF9さんの熊谷登久平コーナー

夫の同級生でアニメ制作同人仲間が撮影した『長谷川利行と熊谷登久平幻のスケッチブック展』の熊谷登久平コーナー。 会場のF9さんでは私なりに長谷川利行のコーナーと、谷中モンパルナスの中心となった太平洋美術会のコーナーと熊谷登久平コーナーとやってみ…

サティ

友人が義父のパリ祭の早朝の絵を観てサティの『あなたが欲しいの』を思い浮かべたそうだ。 私もパリ祭の絵はとても好きだ。 https://music.amazon.co.jp/albums/B004RBIAXW?do=play&trackAsin=B004RBGM0U&ref=dm_sh_UP2A0DqjTirdnannpMlb2RD2T

1928年 長谷川利行と熊谷登久平

1928年の長谷川利行はカフェ・オリエントを描き、矢野文夫は詩集『鴉片の夜』を上梓し、熊谷登久平は1930年協会と白日会に入選してる。 その1928年のスケッチブックに描かれた絵と詩はキラキラしてる。 https://www.momat.go.jp/ge/wp-content/uploads/sites…

私は俗物なので 美術年鑑に熊谷登久平の名があるとホッとする

今日の谷中のヒマラヤ杉 ここ数年、私は最新の美術年鑑に義父の熊谷登久平の名があるとホッとする。 画家は死後50年前後で消えるか消えないかと何かで読んだか聞いたか、上野の山の文化財研究所の物故者の名簿に名があるかとか、私は今とても気にしている。 …

長谷川利行と熊谷登久平 幻のスケッチブック初日

バタバタと決まった長谷川利行と熊谷登久平幻のスケッチブック展。 今日の一時半から始まりました。 会場は谷中2丁目のF9。 火曜日水曜日は休みで密を避けるために来場は一時からでお願いします。 ここのスムージーが夫との初デートの味です。 つか縁が強く…

#長谷川利行と私 #熊谷登久平 スケッチブック資料展開催に向けて

熊谷登久平 長谷川利行と私 墓と塔のある上野の山のおく、ここは若い長谷川にも私にも巴里の連中のように、モンマルトルであつた。この私達のグループのために、『ル・カポー』といふ酒場が東京のモン・マルトルにつくられた。この酒場が、私達に吞み倒され…

準備中 長谷川利行のスケッチブック資料展的な

同じ画学校出身の洋画家に資料制作をほぼお願いしていたりする。 木曜日午後から熊谷登久平の宝箱に入っていた長谷川利行のスケッチブックの資料展を谷中二丁目のf9さんで開催します。太平洋美術会発祥の谷中清水町、戦前まで続いた谷中真島町があり、日本…

準備中

長谷川利行のスケッチブックと一緒に展示する義父の絵、重さの問題で熊谷登久平展で展示した三作品にする予定。

幻の長谷川利行と熊谷登久平の宝物

#ミュシャ展 と #僕の地球を守って 東京タワーコラボ展を梯子して、義父の宝物資料展の準備をしてた。 木曜日から始まる #長谷川利行 のスケッチブックのコピーの展示会。 スケッチブック本体は劣化を防ぐために私の古巣の足立区立郷土博物館に預けてありま…

熊谷登久平の人間関係

図書館が時間制限制になり、なおかつ予約制で今の時期は大学生優先しない的なので資料室も予約取りにくいし、やっぱ2時間制限で年末年始のお休み期間にも突入。

昔とったなんとやら

私が30年前に調べていたことを必要とされる方がいて、今あるものをお渡しした。 縁とは不思議なものである。 我が家にあった熊谷登久平の宝物の長谷川利行のスケッチブックの複写や関係者の資料展示を新春にやる予定になった。 岩手県の一関で流れてしまった…

今日も寒い 義父の女たち

夫、雨に濡れてしまった。 昨日は義母のことを書いたが、今日は義父を支えた内縁の妻の写真などを少し。 今までも何回か書いたが、義父には支えてくれた内縁の妻がいた。 女性が好きな義父が戦後に義母を山形から連れ帰り、内縁の妻が守っていた屋敷は火宅と…

時代ってものがある。 新吉原とか遊郭とか役者とか

今日は風が強く空が青かった。 大正12年夏の終わり浅草生まれの義母。 彼女は関東大震災で何もかも失った実家の為に4回売られてる。赤子なので実子のいない家に売られ、そこが子宝を得て金つけて返され、2回目に売られた先でも子宝に恵まれ金付きで返され、…

冷前流 鑑月歌会

前にもアップをしたことがあるが、義父が無審査で作品を出した紀元二千六百年奉祝美術展覧会の『冷泉流鑑月歌會』 うちあるスクラップや私が購入した紀元二千六百年奉祝美術展覧会の図録に載っている白黒図版は確認できたが、カラーはなくて、上野中学の向か…

義父の熊谷登久平の命日 昭和4年白日会賞の小菅刑務所と50年前の柳屋画廊での遺作展の目玉作品

我が家が把握している義父で洋画家の熊谷登久平の最後のファン宅にお邪魔をして、50年前に日本橋の柳屋画廊の遺作展のパンフレットに載せた戦後の代表作の一つ『漁村』や戦前の第六回白日会に出した『小菅刑務所』などを鑑賞させて頂く。 この『小菅刑務所』…

午後から雨だった

夫、胃にくる風邪に感染し病院で処方してもらう。 今は風邪と申告すると隔離されてビニール越しに診察を受ける。 コロナ禍はいつ終わるのだろう。 店子さんの親御さんからジャガイモが届いた。 長谷川利行と義父と松尾恒夫の個展、反大調和展。会場は言問通…

月蝕 スマホの限界

熊谷伊助について問い合わせがあった。 良い方向にすすむと嬉しい。 熊谷登久平の件で連絡があった。 努力しますとしか言えない。

京都在住の熊谷登久平のコレクターさん

今年、岩手県一関市の千厩で開かれたかも知れない熊谷登久平生誕120周年の展示はコロナ禍でなくなった。 登久平は生前人気洋画家だったとここに書くと証拠もないのにとか、願望で書くなとかのご意見を頂くし画家だったことはないとのご意見ご鞭撻も頂戴して…

バタバタした一日 里見勝蔵とブラマンク

今日のヒマラヤ杉と 朝の空気入れ替えに嬉々とした猫たち。 今日の六龍鉱泉と鴎外荘。 六龍鉱泉は更地になり、鴎外荘はどうなるのかしら。 ギャラリー川船さんに用があり京橋から銀座まで歩く途中、八重洲の西邑画廊さんにて眼福。 目的地は日動画廊さん。 …

秋の空と谷中のヒマラヤ杉 

今日の谷中のヒマラヤ杉。空が秋だ。 我が家の裏の墓地、昨日は蕾だったお供えの百合の花が開花してした。うちまで香りがくる。 そういえば、他の墓で数年前まで伽羅を焚いていた人は来なくなった。 東京大空襲の慰霊碑は昔は多くの人が訪れていたが慰霊祭も…

戦争と美術とか

何回か書いてるけど、義父の熊谷登久平は戦争画を描きたくなく、そして従軍画家になりたくなくて、国策会社の東京航空計器に入社した。 が、軍装の人物画、落下傘部隊の訓練風景も描き残している。 先日元担当さんに、「(小学館)の編集長とはたまに逗子駅ま…

第88回 独立展 熊谷登久平が欲しかった独立賞

熊谷登久平が死ぬまで第1回から亡くなるまで作品を出していた独立美術協会の独立展も今年は88回目。 義父の熊谷登久平を直接知り我が家にも来ていた入江一子先生が亡くなられて、もう義父のことを直接覚えている会員は絹谷幸二先生だけになったのかも。 入江…

このブログによくくるご意見の典型的なの

『まずは谷中の図書館に行って、関連書や郷土資料を何年か読んだら、よっぽどわかることがあると思いますよ。しかも、例えば岡倉天心でいえば、日本美術院や五浦美術館の見解を確認できますよね。多分、そういう地道勉強系は嫌いなんですよね』 私が日本美術…

文京シビックホールと川端画学校 坂口安吾と熊谷登久平(T ^ T) 匿名さんのコメント公開しました。

文京シビックホールで川端画学校出身の画家たち展的なのを昔やったのは確かなのだけど、そのときは文京区が運営していて、今は指定管理業者になっていて引き継がれた資料の中に川端画学校関係のものはないとのこと。 文京区のふるさと館にもなく、図書館にも…

生で見たい

熊谷登久平の初期代表作の一つ、駿河台のニコライ聖堂を描いた『聖堂付近』は1931年の第一回独立美術展に出品したものだが、今は青梅市立美術館の収蔵庫にある。 数年前に問い合わせをしたときは相手さんがご存じなく、あるとわかった時も展示の予定はないと…

メモ 熊谷伊助 幕末の研究者 中井けやき 氏 昭和27年生まれの七五三

某日、中井けやき 氏が書いた幕末から維新の横浜などの人間模様が良いと教わった。 けやきのブログⅡ をまとめた本を勧められている。 コロナ禍でなければ今は熊谷登久平生誕120年展の準備で忙しかったろうなと思いつつ、国会図書館も資料室も予約や抽選なの…

ヤフオク 熊谷登久平の1935年白日会出展の『ざくろ』か

ヤフオクに熊谷登久平の作品らしきものが出ていたが、キャンパスの裏に白がべったりと塗られていて、義父がこれをしている作品を私は見たことがないので少し悩んだ。 額縁は長谷川利行と個展を開いた大地堂のもので、嵌め込まれているネームプレートは大地堂…

熊谷登久平 「信濃の春」 油彩6号

https://viewy.scanlock.top/index.php?main_page=product_info&products_id=5067 白黒の絵葉書でしか観たことがない熊谷登久平の「信濃の春」 油彩6号が安売りされてる。 状態は良くない。 ギャラリー川船さんの昔の売り出しで熊谷登久平の草笛の少年が出…